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ワクチン接種後に副反応で死亡4人目の認定・ワクチン副反応データベースから分かること

  • はとサブレとパンダ
  • 2022年10月17日
  • 読了時間: 3分

2022年10月17日にワクチン接種後に副反応で死亡した72歳の男性が救済制度により認定されました。これで新型コロナワクチン接種後の死亡例は合計4人になりました。

報道発表ではワクチンがどこの会社のものであるか、認定された方が接種から何日後に亡くなったのか、どのような表情があったのかがわかりませんが、新型コロナワクチンの副反応データベースを使うとより詳しい情報を知ることができます。


新型コロナワクチン副反応データベースのサイトはこちらです。


読売新聞オンラインだけが「脳静脈洞血栓症」という病名を記事にしているので、年齢とこちらの病名をまずはファイザーのデータベースに入力します。


すると1件の検索結果がでました。

昨年の5月に接種した方で接種から5日後に亡くなった方がいらっしゃいます。


さらにこのデータをもとに、厚生労働省は発表している「12歳以上の死亡報告について」の資料を見てみます。


すると、280ページの204番の症例と当てはまりました。

こちらの情報から今回認められた4人目の方は、

  • 2021年5月に接種

  • 接種から5日目に死亡

  • ファイザー製の1回目

  • 透析患者である

  • 報告医師からの評価は「関連あり」

ということがわかりました。


これまでに新型コロナワクチンの副反応で亡くなり因果関係を認められた例


これまでに認められた4名についてまとめてみました。

1人目

2人目

3人目

4人目

年齢・性別

91歳・女性

91歳・男性

​72歳・男性

72歳・男性

​ワクチン社名

不明

ファイザー

ファイザー

ファイザー

ロットNo.

不明

EW4811

不明

EY0779

発生までの日数

不明

11日

19日

5日

回数

不明

2回目

1回目

1回目

持病など

脳虚血発作・心肥大

気腫合併肺線維症

糖尿病、心房細動

透析患者

報告医の評価

不明

​評価不能

​評価不能

関連あり

​資料の番号

不明

621

​371

​11996

1人目の方は情報が報道発表以上の情報が見つけられませんでした。もしかしたら、遺族からの救済制度の報告はありましたが、医師側と病院側からの報告がなかったのかもしれません。


私が独自で調べた方法では4人中3名がファイザーのワクチンです。そして接種から発生までの日数も報告医からの評価も様々です。中にはロットナンバーが不明とありますが、こちらあくまでも病院や医療機関からPMDAに報告されている内容であり、ご遺族からの予防接種健康被害救済制度への申請の中では接種時の控えを提出することになっているので、ロットナンバーもわかっていると思います。


資料の番号は、厚生労働省の新型コロナワクチンによる12歳以上の死亡報告について

に掲載されている番号です。PDFを開きコマンド(⌘)+Fで番号を入力するとそこに飛べます。


認定された方はみなさん、昨年の5月頃に接種されている方が多いです。約1年半前に予防接種健康被害救済制度に申請された方々が今時期に認定されるようになってきました。私の父のケースは2022年4月に申請し2022年8月に区で審議され、2022年9月に追加の資料を添付して、東京都を通して国に上げられることになっています。1年半待つとしたら2024年の春になりますが、ワクチンの2回目、3回目と接種回数と比例して予防接種健康被害救済制度に申請している数も増えていると思うのでもっと認定までには、時間がかかるでしょう。そして、これからは「ワクチンとの因果関係は否定できない」という形で認定される方がどんどん出てくると思います。

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